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子猫殺しに思うこと

「子猫殺し」(坂東眞砂子)の新聞掲載のエッセイに関して、

これだけは先に述べておきたいと思う。

「殺す」という言葉を選んでいること、このことに私は、作家の坂東氏が、

「生」と「死」ということに対してだらしなくなってしまっているとしか思えないのである。

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「子猫殺し」

「子猫殺し」(坂東眞砂子)、日本経済新聞夕刊(8月18日)に掲載されたエッセイのタイトル。

タイトルを目にした時、気になりつつもすぐには読まずにいた。

世間で話題となり、あのエッセイだと思い出して慌てて新聞を開いた。

「避妊手術も子猫を殺すのも同じ。獣の雌にとっての生は交尾して子を産むことではないか。人間に他の生き物に避妊手術をする権利などない」

日経新聞にはこのエッセイに対しての抗議が殺到しているそうだ。

この作家の本を私は読んだことがない。直木賞作家の坂東氏は現在タヒチで暮している。日本社会の窮屈さから逃れるためタヒチで暮らすことを選び、タヒチでの生活から芽生えた生と死の捉え方がこの「子猫殺し」に影響しているらしい。

短文のエッセイは連載であり、8月18日の掲載以前に生と死に関して触れつつ、「子猫殺し」の記事に流れているのだが、おそらく週1回の新聞掲載のエッセイを丹念に読んでいた読者だけではないだろう、掲載当日、タイトルの言葉に目がとまり読んだ人も多いのではないか。

このことについては、いずれあらためて書きたいと思う。単純に良い悪いでは書くことなどできないし、私も日頃、「生」と「死」がだらしなくなっていると感じる現在に、何をどうしたらよいのか自問自答している。

雑歩庵のホームページを紹介したい。http://www13.plala.or.jp/zappoan/

左サイトに「地域猫衛生向上計画」があるので、ここをクッリクして欲しい。これは文京区におけるホームレス猫の去勢・不妊手術の存続を求める市民の会の活動を紹介したサイト。

私の周囲では、自費で猫の去勢・不妊手術を続けている人たちがいる。

ただかわいい、かわいそうと自己満足な餌やりしかしない人たちもいる中で、都会の中で猫もともに生きていくことができる社会を考えて、行動している人たちもいる。

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