伊藤若冲
江戸時代、18世紀の画家、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)を紹介。
いきもの? と聞かれるかもしれない、彼は江戸時代を代表する画家。
私は、学生の頃から若冲が大好きだ。
よく一人で京都や奈良へ、日帰りでも観に出かけた。お金のない学生の頃は、夜行バスを利用したもの。
若冲の描くいきものたちは、正確だ。鶏などの絵を観ると分かり易いかも知れない。
いつか、ここでも鶏の足の説明とともに詳しく紹介しようと思うが、若冲は鳥の足といえど、いい加減に描いたりしない。はしょったりしない。あるべき部分をあるべき個所に描く。同じ江戸時代の有名な画家の絵でも、鶏の足が不正確な絵は結構ある。
絵の良し悪しの問題ではなく、若冲が、いかにいきものを観察していたかがよくわかるのである。もちろん、彼の絵は、単なる細密画というものではなく、なんともテンポがよく、軽妙洒脱なものあり、そして自然の原理と言うか、哲学が見えてくるようだ。
彼の描くいきものたちの躍動感、耳を澄ますと鳴き声が聞こえる。
私は彼を通して、ほんの少しだが、観るということを知った。
今年も様々な場所で、若冲の絵が観られるので、初めての方は一度足を運んで。
京都国立博物館所蔵の、若冲の犬の絵↓
http://www.kyohaku.go.jp/jp/tenji/chinretsu/zyakutyu/zyakutyu2.html
若冲の展覧会の予定がわかります。↓
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